~貧乏金無しホームトレ~

お金も無く、安い器具を揃えて自宅で筋トレを頑張るオッサンの日記。それ以外に器具紹介、動画などもちらほら晒していきますよっと。今はAVAもやってるよっ!

2015年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年09月

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独り言と怖い話

ども。
毎日残業続きです。
今日は帰宅が深夜1時半。それから飯食いつつ世界柔道見て、風呂入ってからこの記事書いてます。
時間は3時半。

ガックリ。

明日は土曜ですね。
しかし仕事です。終わるのが23時過ぎとか・・・・・
筋トレもゲームもする元気が全くありません。

来週は早番(&残業)ですがトレ再開したいと思います。
さて
寝る前にいつものを。



怖い話

*コピペ

祖父の死因

407 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/03/12 17:56
親父に聞いた話。

30年くらい前、親父はまだ自分で炭を焼いていた。
山の中に作った炭窯で、クヌギやスギの炭を焼く。
焼きにかかると、足かけ4日くらいの作業の間、釜の側の小屋で寝泊まりする。

その日は夕方から火を入れたのだが、
前回焼いた時からあまり日が経っていないのに、どうしたわけか、なかなか釜の中まで火が回らない。
ここで焦っては元も子もないので、親父は辛抱強く柴や薪をくべ、フイゴを踏んで火の番をしていた。

夜もとっぷり暮れ、辺りを静寂が支配し、薪の爆ぜる音ばかりが聞こえる。
パチ・・・パチ・・パチ・・・
ザ・・・ザザザ・・・
背後の藪で物音がした。
獣か?と思い、振り返るが姿はない。
パチ・・・パチン・・パチ・・パチ・・・
ザザッ・・・・ザザ ザ ザ ザ ザ ァ ァ ァ ァ ―――――――――――
音が藪の中を凄いスピードで移動しはじめた。
この時親父は、これはこの世のモノではないな、と直感し、振り向かなかった。
ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  
音が炭釜の周囲を回りだした。いよいよ尋常ではない。
親父はジッと耐えて火を見つめていた。
ザ・・・
「よお・・何してるんだ」
音が止んだと思うと、親父の肩越しに誰かが話しかけてきた。
親しげな口調だが、その声に聞き覚えはない。
親父が黙っていると、声は勝手に言葉を継いだ。
「お前、独りか?」「なぜ火の側にいる?」「炭を焼いているのだな?」
声は真後ろから聞こえてくる。息が掛かりそうな程の距離だ。
親父は、必死の思いで振り向こうとする衝動と戦った。


408 :407:03/03/12 17:58
声が続けて聞いてきた。
「ここには、電話があるか?」
なに?電話?
奇妙な問いかけに、親父はとまどった。
携帯電話など無い時代のこと、こんな山中に電話などあるはずがない。
間の抜けたその言葉に、親父は少し気を緩めた。
「そんなもの、あるはずないだろう」
「そうか」
不意に背後から気配が消えた。
時間をおいて怖々振り向いてみると、やはり誰も居ない。
鬱蒼とした林が静まりかえっているばかりだった。

親父は、さっきの出来事を振り返ると同時に、改めて恐怖がぶり返して来るのを感じた。
恐ろしくて仕方が無かったが、火の側を離れる訳にはいかない。
念仏を唱えながら火の番を続けるうちに、ようやく東の空が白んできた。

あたりの様子が判るくらいに明るくなった頃、
祖父(親父の父親)が、二人分の弁当を持って山に上がってきた。
「どうだ?」
「いや、昨日の夕方から焼いてるんだが、釜の中へ火が入らないんだ」
親父は昨夜の怪異については口にしなかった。
「どれ、俺が見てやる」
祖父は釜の裏に回って、煙突の煙に手をかざして言った。
「そろそろ温くなっとる」
そのまま温度を見ようと、 釜の上に手をついた。
「ここはまだ冷たいな・・・」
そう言いながら、炭釜の天井部分に乗り上がった・・・
ボゴッ
鈍い音がして釜の天井が崩れ、祖父が炭釜の中に転落した。
親父は慌てて祖父を助けようとしたが、足場の悪さと、立ちこめる煙と灰が邪魔をする。
親父は火傷を負いながらも、祖父を救うべく釜の上に足をかけた。
釜の中は地獄の業火のように真っ赤だった。火はとっくに釜の中まで回っていたのだ。
悪戦苦闘の末、ようやく祖父の体を引きずり出した頃には、
顔や胸のあたりまでがグチャグチャに焼けただれて、すでに息は無かった。


409 :407:03/03/12 18:00
目の前で起きた惨劇が信じられず、親父はしばし惚けていた。
が、すぐに気を取り直し、下山することにした。
しかし、祖父の死体を背負って、急な山道を下るのは不可能に思えた。
親父は一人、小一時間ほどかけて、祖父の軽トラックが止めてある道端まで山を下った。

村の知り合いを連れて、炭小屋の所まで戻ってみると、祖父の死体に異変が起きていた。
焼けただれた上半身だけが白骨化していたのだ。
まるでしゃぶり尽くしたかのように、白い骨だけが残されている。
対照的に下半身は手つかずで、臓器もそっくり残っていた。
通常、熊や野犬などの獣は、獲物の臓物から食らう。
それにこのあたりには、そんな大型の肉食獣などいないはずだった。

その場に居合わせた全員が、死体の様子が異常だということに気付いていた。
にも拘わらす、誰もそのことには触れない。黙々と祖父の死体を運び始めた。
親父が何か言おうとすると、皆が静かに首を横に振る。
親父はそこで気付いた。これはタブーに類することなのだ、と。

昨夜、親父のところへやってきた訪問者が何者なのか?
祖父の死体を荒らしたのは何なのか?
その問いには、誰も答えられない。誰も口に出来ない。
「そういうことになっているんだ」
村の年寄りは、親父にそう言ったそうだ。

今でも祖父の死因は、野犬に襲われたことになっている。

| 独り言 | 03:36 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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プロテインと原因不明

ども。
WILD FITのプロテインが売れてるんでしょうかね?
金に余裕が出来たら買ってみたいです。

ストロベリー1kg



チョコ1kg



チョコ3袋とストロベリーかチョコどっちか1袋の計4袋(4kg)で送料込みの1万



バルクスポーツも捨てがたいですが。



それにしても仕事が忙しいです。
台風のおかげであまり寝れてません。
そして、何故か肩付近を痛めてます。なぜかはよくわかりません。
トレが原因じゃないんですけどねぇ・・・・なんでだろ。

痛め

腕動かすと痛かったりです。
仕事には今の所、影響無しですがこれからどうなる事やら。


今週は仕事が遅番&残業の為、トレーニングをする余裕と元気がありません。
土曜も仕事・・・帰れるのが23時過ぎとか。最悪です。

| サプリ、プロテイン | 02:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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トレーニングと怖い話

ども。
仕事も忙しくなり残業は当たり前の状態になりました。
23日の土曜も休日出勤になったんですが、

課長『土曜も出てほしいんだけど、出てもらえるかな?』

自分『土曜?あー、半日なら出てもいいよ』

課長『じゃあお願いします!』

自分『おk』

と、ウソの様な本当のやり取りの結果、土曜も仕事してきました。
ただ、毎日残業続きで疲れてたんで半日(朝5時~9時半)だけの仕事でした。
それから帰宅し家周りの修繕の為に娘らと買い物行って、色々とやってたらすぐに夕方になりましたね。

今日(日曜)は昼過ぎまで家でのんびりして、それから番犬小屋周りの雑草刈りなどで1日が終わりました。
明日から遅番。
早番組が残業になるんで、その分で出勤時間が後ろにずれこみ、帰宅するのも0時過ぎになっちゃいます。
遅番+残業になったら帰宅するのが深夜1時過ぎ・・・・・・・
そしてまた土曜も仕事・・・最悪ですね。

AVAの方はと言うと、ここ最近はPC自体触ってませんでした。
1週間近くAVAやってなかったりもありましたが、久しぶりにインした時はいつもの未満で殲滅をやってみたり。
久しぶりにやった割にはフラト、フラ2だったりでアレ?って感じになりましたけど。

で、
ウェイトトレーニングの方はちょこちょこやってます。
最近はちょこちょこトレ配信もやったり。
暑い日はガッツリトレやって汗かくのもいいですよ。



怖い話

*コピペ

大震災の夜

363 :ぼっき丸 :2001/03/27(火) 10:34
残念ながら作り話じゃないです。オレが経験した実話です。

6年前の阪神大震災のとき、ホストスナックで働いてた俺は、
そのとき一緒に閉店作業をしてたカズってやつと二人で、潰れたビルに閉じ込められた。
閉じ込められたというより二人とも気を失ってて、ふと気が付いたときには、
カウンターにもたれかかるように倒れたボトルラックの下の隙間に、二人並んで寝てた。
例えるなら、形の歪な二人用の棺桶みたいなもんかな。

俺はカズの「おい!起きろ!大丈夫か!?」の声で起きたんだけど、二人ともどうすることもできんので、
「爆弾おちたんかなぁ」とか、「みんな死んだんかな・・・」とか、異常に落ち着いて話してました。
真っ暗で寒かったけど、全然怖くはなかった。
アタマの中では、「俺らが生き残った最後の人類」みたいに思ってたからかな。

何分か何時間か、ず~っと二人で話してると、ふいに頭の上でかすかに、
「誰かおるかー!」って声が聞こえてきた。
(助かる!!)急に元気になって、ここに閉じ込められてることを知らせようと大声で叫ぶんやけど、
どうやら気づいてくれない様子。


365 :ぼっき丸 :2001/03/27(火) 11:05
結局気づいてくれないままどっか行ってしまったんで、どうしようかと考えてると、
横のカズが、怪我をした足がひどく痛むと言い出した。
最初は俺も「大丈夫か」とか言ってたんやけど、よっぽど痛いらしく、「イタイイタイイタイ!」とか叫び始めた。
俺は時間の感覚はなくなってるけど、少なくとも怪我してから数時間経つのに、
なんで急に痛がるんやろうとか思いながら、「大丈夫大丈夫」とか言って励ましてた。

イタイイタイの叫び声が、そのうちに「ギャア」とか、「ウオォォ」とかになってきて、
冷静だった俺もイライラして、「こんな狭いとこでうるさいねん!お前は!もうすぐ助かるからだまっとけや!」と怒鳴ると、
「んなもん痛いもんは痛いねん!お前にこの痛さがわかんのか!」とか言いながら、全然叫ぶことを止めない。
よっぽど痛いんだろうなとか思いながらも、俺のイライラも限界に達して、
「やかましいわ!」と言いながら、そいつの口を手でふさごうとして、口に手を当てた。
(カズは、俺の胸の横ぐらいに顔があった)
でも動いていない・・・唇が動いていない。
声は聞こえる。

全てを悟った俺は、そのあと救助されるまでずっと泣きながら、「大丈夫、大丈夫」と言い続けました。

3日後。
カズの実家の滋賀県より両親が遺体を引き取りに来たときに、さすがにその話はできなかった。


371 :ぼっき丸 :2001/03/27(火) 11:52
後日談

カズの両親から聞いたんやけど、カズは首の骨を折っていたそうです。(恐らくボトルラックがあたったのかも)
あと、左足が電子レンジの下敷きになって、骨が飛び出ていたそうです。
両親曰く、「警察が言うには首折って即死やったから、苦しい想いはしてないみたい。それが救いやわ・・・」
何も言えませんでした・・・

地震直後に即死してたというのを聞いてから、実は全く非科学的なことは信じない俺は、
カズと話してたのもカズが叫んでたのも、俺の精神的な疲労による幻聴だろうと思っていました。
でも、俺を助けてくれた人たちによると、(警官一人、ビルの管理人、通りすがりの兄ちゃん二人)
この下に人がいるって気づいたのは、カズの叫び声が聞こえたからだそうです。

もう一つ。あとから思い出して気になったのが、叫び始める前にカズと話してた内容。
やたらと昔話をしてました。
そんときは、「こいつ、こんなときになにをゆうとんねん」とか思ってましたが・・・


◇ 心霊ちょっといい話VER.8 ◇

258 :こっち向きっぽいからコピペ:02/09/02 11:14

28 :震災の夜 後日談 :ぼっき丸 :2001/07/13(Fri) 01:46
カズの両親が遺体を引き取りに来た晩のこと。
その夜はかなり余震が激しく、半壊になった家にいるのは危険だということで、
家族4人で車の中で一晩過ごしたんだけど、そのときに夢をみたのよ。
間違いなく夢なんやけど、あまりにも生々しくてね。
働いてた店のカウンターでカズと二人で飲んでる夢だけど、そのときの会話は多分死ぬまで忘れないので、以下再現します。

俺「あ~お前ホンマに死んだんか?」
カズ「そうやねん、まぁしゃーないわ。色々ありがとな」
俺「なんやねん、それ。んなこと言うなやぁ(泣)」
カズ「もう、しゃーないねんて。死んだんやから・・・」
俺「そーか・・・」
カズ「・・・そやけどめっちゃ待たせるな、腹立ってきたわ、俺」
俺「なにが?」
カズ「ちゃうねん、今回めちゃめちゃようけ死んだやろ?そやから受付がごっつい混んでんねん」
俺「なんやそれ?死んだ人の受付とかあんのか?」
カズ「うん、整理券もらった」
俺「嘘つけ!お前アホか!!(笑)」
カズ「いや、ほんまやて!だから時間空いて今お前と飲んでるんやんけ」
俺「ふーん、なんかややこしいなぁ」
カズ「あぁ、そうやお前ユミちゃんておぼえてるか?去年の夏よう飲みに来てた娘」
俺「あ~覚えてるよ、住吉に住んでる娘やろ?」
カズ「そうそう、あの子もあかんかったみたいやで、受付け並んでるとき会ったわ」
俺「マジで!?・・・かわいそうになぁ」
カズ「待ち時間にお前に会いに行くって言うたら、一緒に来たがってたけど、
 なんか妹に会いに行かなあかんって言うとったわ」
俺「ふ~ん残念やなぁ・・・まぁよろしく言うといて」

みたいな会話をしてたのですが、起きてからもあまりにナマナマしさが残ってたので、(特に酒の味)
気になって死亡者名簿を近所のボランティアの人にもらって調べると、しっかりユミちゃんの名前も載ってました。
悲しかったけど、死んであともああやって元気(?)でいるカズに会えて少し気が楽になりました。

1周忌のときに墓参りに行った晩も夢に出てきて、そんときは、
「お前、線香とか、花とかいらんっちゅうねん!(笑)」と言っていました。
それからは出てきませんが、天国でも楽しくやってるんやと思います。

| ~トレ日記~ | 01:09 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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昨日のトレーニング

残業始まりました。
朝5時から仕事、帰宅が15時と。

今日は帰って来て、娘らと共同作業で作ってたテーブル製作の続きを。(娘らの部屋用テーブル)
次女のは全て作ってあげたが長女は手伝いたがり屋さんなので、一緒にコツコツと作ってました。
そして完成。
長女のわがままによりフツーのテーブルから2段テーブルに変更させられ、次女用テーブルよりも時間がかかってしまった・・・・

で、朝からの仕事→残業で眠気MAX。
トレしませんでした。テーブル作り終わって軽く寝ちゃいました。
雨が降ってたせいで涼しく感じ、いい感じで仮眠(?)取れました。

と言うわけで

昨日のトレ
全てケーブルを使って
・トライセプスエクステンション
・プレスダウン
・アップライトロウ
・ベントオーバーロウ
・ドリアンロウ

ケーブルトレなので使用重量は20kg。
今の自分にはちょうどいいくらいです。
種目によってはケーブルトレの方がキツく(重く)感じる事もあったりです。

トレ終了後は数十分間、Wバー(7~8kg)のみを使ってカールやバックプレスなどをやって終了。
Wバートレは長女も一緒にやりだす始末。
小2の次女に至っては、パワーラックでチンニングをよくやってます。いや、ぶらさがるのでやっとかも。

ジャマな様でジャマでは無いような?
ホッコリトレーニングでした。

| ~トレ日記~ | 22:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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今の体重と怖い話

ほんのうじのへんっ!ほんのうじのへんっ!
リズムにのって歌う娘ら。
お笑い芸人?の2人組がやってる芸のマネして歌ってたみたいです。
あいつら何がおもろい?つまらんやろ?あーいうのはすぐに人気無くなるぞ
と教えてあげると、

もう人気無いし

とスパッと言う娘ら。
あいつらのコンビ名知ってるか?と聞くと
ほんのうじのへん でしょ?』
いや絶対に違うだろw
俺も知らんけどw

他にはTVにちょこちょこ出てるモデルらしい若い女の顔見て

えー?これで可愛いの?ブスじゃん。目がタレてるし。』

子供って正直ですね。怖い怖い。


さて
久しぶりに体重測定。
結果・・・73.2kg

夏になったと言うてもあまり変化無しでした。
トレーニングは昨日、一昨日とでやったのは
・ベンチプレス
・ラットプル
・プレスダウン
・ケーブルカール
・フレンチプレス
こんなもんでした。

昨日は夕方から嫁の弟(義弟)の所で焼肉。
久しぶりに義弟に会いました。
減量したらしく、俺より体重が軽くなってる(68~69kgくらい)にも関わらず、俺よりもぶっとい腕でした。
見た感じ腕周り38~40cmくらいかな。
ベンチプレスMAX170kg近く挙げれるだけありますわ。
それにしても夏はやっぱり肉ですね!

そして短いような長い連休も今日で終わりです。
明日から早番。4時起きです。残業です。
残業のせいで帰って来れるのが13:30から15時になります。疲れる。

元気があればトレーニング頑張ろうと思いマッスル。


では怖い話
*コピペ

呪いのゲーム
570 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 13:08
ゲーム雑誌会社で働いていました。
当時はゲームと毎日向かい合っていたので、振り返るのをやめていましたが、
会社自体が潰れてしばらくたち、どこの会社かばれても支障がなくなったので、その時のことを書いてみようと思います。
仕事内容とは別に会社内でも色々な怖い話があるんですが、ソフトに関係した話を。

ゲーム雑誌には、いわゆる裏技コーナーというページがあります。
当時、私の会社では定期的に裏技集を集めた本を発行していました。
そこには最新のソフトばかりでなく、昔の……それこそ、FCやメガドラ、
あるいはもっとマイナーな、滅亡機種の滅亡ソフトの技まで収録されていました。
(詳しい方なら、出版社の見当が付いたと思います)
そこに収められている技についての読者からの質問は、新人編集が電話で答えることになっていました。
収録されている限りはどんなソフトでもOKです。

ある日、いつものように読者から電話がかかりました。
ソフトはSS(セガサターン)の百物語について。
収録されている101話の怪談がどうしても始まらないというのです。
今となっては記憶が曖昧なのですが、
確かあれは、全100話分をすべて見ると、見られるおまけみたいなものだったはずです。
担当者はそういうような旨を電話口で伝えるのですが、
相手は『でも見られない。初期出荷分だけなのではないか』と言います。
そういう時やるのは、実際にこちらで確認してみる事でした。
「こちらで確認しますので、改めてお電話いただけますか?」
『時間がないので、明日までのお願いします』
電話を切ったのが午後6時前後。電話の相手は翌日の16時に電話をするとの事でした。
ソフトを探す時間、100話分プレイする時間、技の確認。
それを本来の仕事と平行しながら行わなければなりません。


571 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 13:09
幸か不幸か、この日はDC誌の校了日。
終わるまで誰も帰れないので、一晩中煌々と電気がつき、編集部内も賑やかです。
おまけに、手が空いた人に手伝ってもらうこともできます。
新人編集と制作部の女の子達が、交代でゲームをプレイする事になりました。
話によっては監修の稲川氏が自ら出演して、音声で進めるものもあるため、プレイをする人はイヤホンをつけました。
怖い人、興味のない人などは、内容を読み飛ばしてただボタンを押し続けるだけですが、
たまに興味を持って進める人もいました。自分のように。

夜も大分まわり、4時くらいになった頃です。
ぶっ通しでゲームを進め、70話ほど進行しました。
このあたりの時間から自分の担当分が校了し、そのまま机や仮眠室で力つきる人が出てきます。
そのため、プレイ人数は減っていき、やがて自分一人でプレイしなくてはならなくなりました。
イヤホンからは、稲川氏の早口なしゃべりが聞こえてきます。
正直、体力が落ちているこの時間くらいになると、何を言っているのか聞き取ることができません。
かなり疲れてきていたのか、無意識に目を閉じていたようです。
不意に音声が途切れました。
あ、終わったのかな?と僕は目を開けました。
話が終わると消えていく100本ろうそくの画面が出るはずです。
しかし、そこには違うものが映っていました。


572 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 13:11
顔の下半分がグニャグニャに歪んだ、老婆の顔のアップでした。
元は何かの話の、クライマックス用のビジュアルなのでしょうか。
大きく口を開けた老婆が、こちらを凝視していました。
ディスクの読み込みエラーなのかもしれません。
画面の下半分だけが痙攣したようにブルブルと震え、それに合わせて老婆の口もグネグネと歪みます。
イヤホンからは稲川氏の声。
『……ジーッと見ているんですよ……ジーッと見ているんですよ……
 ……ジーッと見ているんですよ……ジーッと見ているんですよ……』
そこの部分だけが繰り返し再生されます。妙にゆっくりと。
ソフトのフリーズはしょっちゅうですが、こんなエラーの仕方は初めてです。
やがて、リピートしていた稲川氏の音声に、ブツブツと雑音が入りはじめました。
SSはディスクを読み込もうと、ガリガリいい出しています。
未セーブ分の時間が勿体ないとは思いましたが、僕は怖くなり、電源を落とそうと手を伸ばしました。
その瞬間、稲川氏の声がブツリと途絶え、
ゲームに収録されているSE(効果音)が、滅茶苦茶に再生され始めたのです。
クラクション音、風の音、カラスの声、すすり泣き、雨音、そしてゲタゲタ笑う少女の声。
老婆の画像のぶれもどんどん大きくなり、顔全体が引きつったようにガクガクと歪んでいました。
僕は電源スイッチを叩き切りました。
切る瞬間、男の声で『遅ぇよ』と聞こえたのを覚えています。
そんなデータはなかったはずですが。


574 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 13:12
僕は逃げるように席を立ち、近くでぐったりしていた同僚をたたき起こして、無理矢理コントローラーを押しつけました。
彼は急に起こされて、訳の分からないという表情でしたが、
怖いから続きをやってくれという僕の頼みに、ニヤニヤしながら替わってくれました。
明らかに小馬鹿にている様子でしたが仕方ありません。

しかし、数分もしないうちに彼は不機嫌そうに戻ってきました。
「データ飛んでるぞ」
スイッチが切られ、モニタには何も映っていません。
しかし、微かに映りこみがあったようで、先刻の老婆の輪郭がぼんやり残っていました。
本体の蓋を開けた状態で電源を入れます。これでセーブデータの確認ができます。
本体メモリにセーブデータを保存していました。しかし、データが壊れていました。
正常なら、ソフト名の欄に半角カタカナで『ヒャクモノガタリ』と明記されているはずなのですが、
そこには『ギギギギギギギギ』と羅列してあったのです。
僕はすぐにそれを消去しました。

「どうするんだ?」と訪ねる同僚に、僕はバックアップ用の外付けメモリロムを渡しました。
10話ほど遡るけどここにもデータが入っているから、これで100話クリアして欲しいと頼みました。
当然嫌がられましたが、何でもするからと懇願し、渋々承諾してもらいました。
(このせいで、後で別の意味での恐怖体験を味わうことになったのですが、オカルトではないので省略します)
結果的には、例の裏技は普通に始まり、
電話の相手の取り残しか、データの読み込みミスだろうということで決着しました。


575 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 13:13
その一件については、これで以上です。
このソフトも何か色々な逸話があったようなのですが、残念なことに詳しいことは知りません。
(録音トラブルが絶えなかったらしい、というのは聞きました)
ゲーム開発会社や出版社というのは、何かが起こりやすい所なのだそうです。
ソフトが直接のはこれだけでしたが、不可解な話は色々ありました。
昼夜の感覚が曖昧だったり、いつも人がいたり、機械が多かったり、疲れている人が多かったり、
そういった要因が、『おかしなモノ』を呼び寄せてしまうのかもしれませんね。

| @ボデー記録 | 22:54 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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昨日と今日のトレ

暑い日が続いてますね。

昨日のトレ内容
・ベンチプレス
・アップライトロウ
・プレスダウン
・ケーブルカール


今日のトレ
・ベンチプレス



こんなもんです。
昼間は子供らを遊びに連れて行き、クソ暑い中でのバドミントンやスケボーといった体を動かす運動を。
もちろん水分補給はかかせません。
そして帰宅してから疲れた体でのトレーニング。
よって重量は3~4セット出来るくらいでやってます。


それにしても最近の子供ってちょっと貧弱すぎない?
自分が小学時代の昔なんて熱中症とかになる子らはほとんど居なかったけどな。
あ!最近の子供らはクーラーが効いた家でゲームばっかやって引きこもってるから暑さ耐性が無いのかもね。

まあ、娘らは自分に似て暑さにはめっぽう強いんで助かってます。


暑さに自信がある人は魚釣りで瀬渡しに行ってみるといいです。
本当に強ければ、日陰も無く周りは海に囲まれ太陽の照り返しをガンガンくらう磯場で、瀬渡し船が迎えに来る(17時)まで&魚がくらいつくまでジーーーーーーーーっと耐えれるでしょう。
ちなみに自分は坊主頭をさらけ出し、釣りついでにタンクトップ姿でタンニング(もちろんジャケット着て)してました。
昼ごろはカンカン照りの真下で1時間ほど昼寝したり。(ゴツゴツした磯場なんか気にしない!)

そーいや沖の磯場でタンクトップ姿で釣りしてる人は、自分以外にまだ見た事ありません。


暑さに弱い人は充分に気をつけて連休をお過ごしくださいませ。
ではでは。

| ~トレ日記~ | 19:37 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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今日のトレと怖い話

おひさです。
先週は遅番で毎日残業続き→朝から毎年恒例のプチ旅行。
で、旅行から帰って来て次の日には娘ら連れて川遊び。
もうクッタクタで疲れが全く抜けてません。

そして今日。
今週は朝5時から仕事。
長女は親会社主催の3泊4日のサマーキャンプに参加の為、一緒に朝4時に起きて一緒に会社へ。
親会社太っ腹!国内・国外総従業員数20万人超えてるだけありますな。すごい。
日本各地の子会社から集まる子供達、一体何人ぐらい居るんでしょ。


AVA、こちらの方は忙しい&疲れなどで全くインしてません。
イベントやろうかなーーー、どーしよっ。
久しぶりにクラメンにスカイプで聞いたら『コレやってた方がいいよ』って教えてもらったのがあったんで、ヒマあればやってみようかな。
でも、またくだらん回数こなしイベだったらめんどくさいな。


さて
今日のトレは

・ベンチ
40kg×10、10
55kg×10、10、10

(まだ増えるかも)



以上。
川遊びで焼けた背中が痛くてベンチプレスするのに苦労でした。
おっと、ジョギングするの忘れてた・・・・・・・



今日の怖い話(2つ)

*コピペ

食品工場での残業中
796 :本当にあった怖い名無し:2012/05/12(土) 09:24:10.39 ID:94wVlapX0
実体験ではなく、私の母の体験談。

私の母(60歳オーバー)は、地元のとある大手食品メーカーの工場で働いてました。
短大卒業から準社員として働いていて、
産休だとか育休だとかでぽつぽつお休みをいただきつつ、40年勤め上げたことになる。
そんで、去年やっと定年退職。
お疲れ様会も兼ねて、ゴールデンウィークに温泉旅行に連れてってあげた。
道中、思い出話やら会社での苦労話やらいろいろ話してくれたんだけど、
帰りしなに、車内で突然ぽつりぽつりと『不思議な話』をしてくれました。


797 :本当にあった怖い名無し:2012/05/12(土) 09:45:05.06 ID:94wVlapX0
今はもう取り壊されて新しい設備になっちゃったらしいんだけど、古い工場設備時代のこと。
当時母は調味という部門で働いていた。(40代のころ)
その工場はスープとか色々作ってたんだけど、
でかい機械で製造するとき砂糖とか大量に使うものは、30kgくらいバカスカ突っ込むらしいけど、
エキスとか色素とかはそうもいかないから、何人かの人で袋に小計りしておくんだって。
それが調味係の仕事。
その仕事をするのが調味室といって、他の製造現場からはちょっと隔離された奥まったところにあったらしい。
でかい工場だったから製造している品数も多くて、その分資材の数もたくさんあった。
調味室は結構広い部屋だったけど、まわりをぐるっと資材を置く棚が囲んでいて、
まぁとりあえずごちゃごちゃした感じだったんだって。

急な追加製造が入ったとか、計った調味袋をうっかりぶちまけたとか、そんな理由で残業することもあって、
ある日母は調味室で一人で残ってたらしい。


799 :本当にあった怖い名無し:2012/05/12(土) 10:27:49.70 ID:94wVlapX0
一人で黙々と調味を計っていると、「おつかれさまでーす」という声が。
調味室の隣は分析室という部屋で、製造された食品の分析値を計る部門だったんだって。
あ、そこの若い子があがるんだな~と思って、仕事をしながら「はいよー」と母も返事を返した。
すると、パチンと調味室の電気が消えた。
隣り合ってることもあって、分析室と調味室の電気のスイッチは一か所にまとまってたんだけど、
(上は分析室、下は調味室、みたいな…)
特になんの注意書きもなかったから、慣れない人は間違えることも多かった。
「あー 入ったばかりだから間違えたのね。こんな時にこんにゃろう(^ω^#)ビキビキ」


800 :本当にあった怖い名無し:2012/05/12(土) 10:28:41.34 ID:94wVlapX0
しかし母、ベタベタする資材を計ってるときだったからスイッチをつけられない。
「ちょっと!間違ってるよスイッチ!付けて付けてー!!」と入口に向かって叫ぶと、
ドアからスッと白い作業服の袖が見えた。
資材棚の影に隠れて見えにくかったけど、異様に細長い腕だったらしい。
例の分析室の若い子は小柄だからそんな長い腕のわけがない。
他の分析室のひとたちにも、そんな体型のひといない。
「え、誰?」と思っていると、カチッと音がして、調味室の明かりがついた。
すると「おつかれさまでーす」と、さっきの繰り返し音声のような声がまた聞こえた。
違和感を覚えながら母、叫ぶ。
「ちょっと!今度は分析室の明かりついたまま!消して消して!」
すると…


801 :本当にあった怖い名無し:2012/05/12(土) 10:30:39.55 ID:94wVlapX0
カチカチカチカチカチカチ!
激しいスイッチの連打とともに、調味室と分析室の明かりが付いたり消えたり。
あまりの勢いに「なんか変なの出た!!(人間じゃない!)」と震え上がったそうな。
カチカチが終わったあと、両方の部屋は真っ暗に。

結局、その後すぐに残業の様子を見に来た製造課長さんに泣きついて、仕事全部押し付けて帰宅したらしい。
あとで課長さんから、「真っ暗な部屋で立ち尽くしている母のが異様で怖かった」と言われたそうだ。


2つめ
山の祠
255 :1/7:2012/05/03(木) 01:44:34.64 ID:HPNJqzKn0
高校2年の頃の実体験を書きます。

夏休み中のある日、俺と友人A、B、Cは唐突にキャンプに行こうと思いつき、
以前渓流釣り好きのCの親戚から聞いた、キャンプに最適そうな山の中の河原の場所を聞き出し、そこへと向かった。

しかしどうも途中で道を間違えてしまったらしく、Cの親戚が言うのとは別の河原に到着してしまった。
ただし、そこも十分キャンプできそうな立地で、
対岸は森だがこちら側は小石が沢山あり、雑草も殆ど無い開けた場所で、ジメジメ感もなく非常に快適そうだった。

夕方までにはある程度準備が出来、その辺をぶらぶらしていたAとCが、
「おい、なんかちょっと先の対岸に、変な祠みたいなのがあるぞ」と言いながら戻ってきた。
俺とBが2人に連れられてその場所に行ってみると、たしかに対岸に石造りの小さな祠があるのだが、何か変だ。
普通祠って手前に鳥居とかがあると思うのだが、そういうものは何も無いし、
通常祠といえば四角形で、横か正面から見ると三角の屋根だと思うのだが、
それは円柱形で屋根は丸く、かなり奇妙な形をしていて、
遠目には祠に見えたのだが、近くで見るとなんか違うもののようにも見える。
そして更に注視してみると、祠の根元にまだ萎れていない花が供えられていて、どうも最近誰か来たような痕跡がある。
祠はかなり苔むしていて、相当な年代物のようで、掃除とかされている様子もないのに変だなとは思ったが、
誰もそれ以上興味を示す事も無く、とりあえず晩飯の準備をしようという事でキャンプ場所に戻る事にした。


256 :2/7:2012/05/03(木) 01:45:19.64 ID:HPNJqzKn0
晩飯を食い終わりそろそろあたりが暗くなり始めた頃、
晩飯の後片付けをしていると、どこかから「てー…」と声が聞こえてきた。
俺の隣にいたAに「お前なんか言った?」と言うと、Bは「いや?なにも言ってないけど」と言い、
少し離れたところにいたBとCにも同じように聞いてみたのだが、どちらも何も言っていないという。
変だな?気のせいかな?などと考えていると、またどこからか「てー…」とという声が聞こえてきた。
今度はA、B、Cにも聞こえたらしく、Bが「今の何?」と聞いてきた直後、
Cが「おい、あそこに誰かいるぞ」と、ちょうど祠のあった辺りのこちら側の岸を指差した。
そこには着物を着た10歳から12歳くらい?の女の子らしき人影がおり、両手で顔を覆い、時々「てー…」と喋っている。
するとAが「なんだあれ気持ちわりりーな、親はどこだよ」と言いながら女の子に近付き、
「こんな所で何しているんだ?そろそろ暗くなるから親のところに帰った方が良いぞ」と言うと、
女の子は両手で顔を隠したままAに「見たい?見たい?」と、ケラケラ笑いながら聞いてきた。
Aはちょっとムカついたのか、
「ふざけてないで親のところに帰れよ!」と、ちょっと強い口調で言いながら女の子の手を掴んで顔から離した瞬間、
俺たちはAの陰になって見えなかったのだが、
女の子の顔を見たらしいAが突然叫び声をあげ、その場に倒れ痙攣し始めた。
そして女の子はまた両手で自分の顔を覆い、今度は俺たちのところへ歩いてきて、
またケラケラと笑いながら「見たい?見たい?」と言っている。
俺とBとCはかなり混乱したが、それよりもAがヤバそうでAのところに向かい、
「おいA大丈夫か?声聞こえるか?」と呼びかけたのだが、
Aは呼びかけても反応が無く、まだ僅かに痙攣している。


257 :3/7:2012/05/03(木) 01:46:37.68 ID:HPNJqzKn0
Cが「おいなんかAやべーよ、それにあの子供なんだよ!わけわかんねーよ!」と言うと、
女の子に掴みかかろうとしたので、
俺はさっきの事もあって、CもAのようになったらやばいと考え、
Cに「やめろって、それよりAだ、あいつをまずテントに運び込もう」と説得し、
3人でまだ意識の戻らないAをテントに運び込んだ。
その間も女の子は俺たちのほうを向き、「見たい?見たい?」とケラケラ笑いながら質問し続けていた。

テントの中に運び込んだ頃には、Aは痙攣こそしなくなっていたが、まだ意識は戻らず呼びかけにも答えない。
仕方なく3人でこれからどうするべきかを考えたのだが、
もう既にかなり暗くなってきているので、Aを連れて夜の山道を歩くのは危険と判断し、
携帯で警察に電話をして助けてもらう事にした。
その間、女の子はテントのすぐ横にやってきて、今度はまた最初の頃のように「てー…」と声を発している。
女の子の方も気になるし怖いが、それよりも全く意識を取り戻さないAが心配だった俺たちは、
警察に連絡しようと携帯を取り出したのだが、
昼間確認したときには通じていたはずなのに、今見てみると圏外になっている。
BとCも同じで、Aの携帯も確認してみたのだがやはり圏外だ。
かなりやばい状況になってしまった。
Aがこんな状態では下手に出歩けないし、何より外にはなんかやばそうな女の子がいる。
かといってAをこのままにはしておけない。
外からはまだ「てー…」という声がすぐ近くから聞こえてくる。どうやら俺たちを諦める気はやつには無いらしい。


258 :4/7:2012/05/03(木) 01:48:18.67 ID:HPNJqzKn0
するとBが、かなり落ち着いた口調で外の女の子に対して、
「お前何なんだ?Aに何したんだ?」「俺たち何かお前の気に触るような事をしたのか?そうなら謝るから許してくれよ」
と説得するように呼びかけたのだが、まるでそんな事は意に介さないのか、
また「見たい?見たい?」とケラケラ笑いながら質問してくるだけだった。
このままこうしていても埒があかない、そう考えた俺が、
「俺が走るの結構早いのみんな知ってるよな?
 このままこうしていても何も進展しない。
 たしか結構広めの道から林道に入ってここに来るまで、30分くらいだったよな。
 なら長めに見積もっても2kmないはずだ。
 夜道とはいえ走れば7~8分、長くても10分もあれば舗装された道路に出るはず。
 そこまで出れば携帯が繋がるだろうし、繋がらなくても通った車に助けを求めれるはず。
 だから行って来る」
と提案した。
BもCも「危険だからやめろ」と最初は反対したのだが、このままだとAがどうなるかわからないし、
今は夜の8時過ぎ、これから日の出まではゆうに7~8時間ある。
それまで薄いテントのビニール1枚隔てて、正体不明の相手に対して篭城するなど明らかに無茶だし、
俺自身そんな状態に精神的に耐えられそうに無い。
そのことはBもCも解っていたのだろう、
1時間以内に戻ってくる、戻ってこない場合にはCとBで探しに行く、という条件付で納得してくれた。
外からは相変わらず「てー…」という声が聞こえてくる。
かなり怖くて足がすくんだが、俺は勇気を振り絞って外に出た。
するとすぐ横から「見たい?見たい?」と声が聞こえてきて、ビビりまくった俺が声のする方向に懐中電灯を向けると、
懐中電灯に照らされて、俺の真横1mもないくらいの近くにやつがいる。
そして、ケラケラと笑いながら顔から手を離そうとした。
俺は大慌てでやつから視線を逸らし、そのまま来た道を懐中電灯の明かりを頼りに全力疾走した。
舗装されていない道路なので走りにくいと思ったが、車も通れるくらいの林道で轍もあり、
結構踏み固められているらしくそれほど走りにくくも無い。
これなら予想よりも早く道路に出れるかもしれない。
そんな事を考えながら走っていると、突然道の先のほうに人影が見えた。


259 :5/7:2012/05/03(木) 01:49:55.66 ID:HPNJqzKn0
「え?」と俺が懐中電灯で照らすと、それは例の女の子だった…
そんなばかな、ありえない!
もう500mくらいは走ったはずだし追いつける訳がないのだが、現実に目の前に女の子は存在している。
そしてまたケラケラと笑いながら、俺に「見たい?見たい?」と言いながら顔から手を離そうとしている。
俺は視線をそらすと、女の子を見ないように避けながらまた走り出した。
ついてこようがこまいが道路にさえ出てしまえばこっちのものだ、という自信があったからだ。

それからどれくらい走っただろうか。
少し先のほうに車のヘッドライトが通り過ぎていくのが見えた。もうすぐ道路に出れるようだ。
少しほっとした直後、何かに足をつかまれ俺は転んでしまった。
わけが解らず足元を見てみると、ありえないことだが何も無い。
何も無いはずなのだが、明らかに俺の足は何かにしっかりと掴まれている感触がある。
しかもその『見えない手』はかなり力が強く、振りほどこうにも解けない。
俺が何とか脱出しようともがいていると、少し遠くから「てー…」と聞き覚えのあるあの声がしてきた。
やばい、この状況でやつに来られるのはかなりやばい…
何とか振りほどこうともがくのだが、たちの悪い事に、見えないだけでなくその手はこっちからは触る事もできず、
何度か手のあるだろう場所を蹴ったのだが全てスカってしまった。
そんな事をしているうちに女の子は既に俺の背後にまで来たらしく、
真後ろから「見たい?見たい?」という声が聞こえてくる。
俺はもう死に物狂いで無理矢理立ち上がり、足をつかまれたまま強引に歩き出した。
そして何度も何度も転びながら、少しずつ前へと進んでいたのだが、
ふと顔をあげたときに、女の子が顔から手を離し素顔を見せるところをほんの一瞬だが見てしまった。


260 :6/7:2012/05/03(木) 01:50:55.62 ID:HPNJqzKn0
その時、俺は今まで感じた事の無いような絶望感と恐怖心を感じ、意識が遠のきそうになった。
が、見たのが一瞬ですぐに目をそらしたのがよかったのか、かろうじて意識は残っており、
そのまま這うように道路まで出てフラフラと立ち上がった。
が、それ以上もう一歩も歩けない。
なんと説明すれば良いのか、眩暈がして頭の中がぐるんぐるん回っているといえば良いのか、
そんな感覚と、理屈では説明できない恐怖心で体がガタガタと震え、
もう立っているのがやっとで一歩も足を前へ踏み出す事が出来ない。
無理に歩こうとすれば、足を掴まれていることもあり確実に倒れてしまうだろう。
そして倒れてしまったら、もう二度と起き上がれない事も十分予想が出来た。
そこへ運の良い事にトラックが通りかかった。
俺は意識が遠のきそうになるのを必死でこらえ、全力で手を振り助けを呼んだ。
するとトラックは、少し俺から通り過ぎたところで停まってくれた。
その時、俺の背後から例の女の子の声がした。「残念、残念」と。
俺はもう眩暈のせいで気持ち悪くなり立っていられず、その場にへたり込み、
トラックの運ちゃんに、この道の先に友達がいて助けを求めている事だけを告げると、そのまま意識を失ってしまった。
なのでその後どうなったのかは全く知らない。気が付くと俺は病院のベットに寝かされていた。

あとから聞いた話によると、このトラックの運ちゃんが警察と救急車を呼んでくれたらしく、
その後無事にAもBもCも救助され、意識の無いAも俺と同じ病院に運び込まれたのだが、
俺と同じくらいのタイミングで意識を取り戻したらしい。
ちなみに、助けてくれたトラックの運ちゃんも仕事帰りに見舞いに来てくれたので、色々と事情を話したのだが、
俺以外の人影は一切見なかったらしい。
そういう事なので、目撃者が俺たちだけだった事もあり、警察にも同じ事を話したのだが結局信じてもらえず、
俺たちは親からかなり叱られた。
まあ、あんな話をしたら嘘を付いていると思われても仕方が無いので、しょうがないといえばしょうがないのだが…


261 :7/7:2012/05/03(木) 01:52:47.18 ID:HPNJqzKn0
以上が俺達が数年前の夏休みに体験した事の全てです。
一応後日談的な事として、その後例の女の子の顔を見てしまったAに、何を見たのか聞いてみた事があったのだが、
Aいわく、はっきりと見たはずなのに何を見たのか思い出せないという、俺と同じような感覚と眩暈に襲われて、
そのまま意識を失ったらしい。
ちなみに、それは俺もほぼ同じで、女の子の顔をチラっとだが見たはずなのだが、
その部分の記憶がまるですっぽりと抜け落ちたかのように覚えておらず、
見たという記憶があるのに何を見たのかが思い出せないという、かなり奇妙な状態になっていた。
祠のや着物の女の子の事に関しても、4人で夏休み中を使って色々と調べてみたのだが、結局何も判りませんでした。
そもそも地元の人達ですら、あそこに祠のようなものがある事を知らなかったということで、
そうなると、俺たちが見た祠に供えられた花はなんだったのか…。




さああああああ!
もうすぐ盆休み!!9連休!

だが休み明けはPCを触る元気、トレをする元気も無くなるほどの決定された激務・・・・・
嬉しいような悲しいような。。。。

| ~トレ日記~ | 18:39 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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